2018-08

ハンドメイド

UVレジン液『パジコ 星の雫 ハードタイプ』を釣り具に使ってみる

UVレジン液とは、紫外線硬化樹脂液のことです。最近ではレジンそのものを使って作るアクセサリー等で多く使われています。紫外線を当てるだけで5分ほどで硬化し、手軽さから最近では最もポピュラーな原料です。Kさんから最近ハンドメイドミノーのコーティングにUVレジン液を使用していて特に不具合が無いとのお話を頂いてから購入に踏み切りました。ハンドメイドルアーに使われる代表的なコーティング剤と言えばセルロースセメントやウレタン樹脂・エポキシ樹脂があります。これらは私も使っていましたが、今回UVレジン液を使ってみたいと思ったのは私にとってそれらはデメリットが多くあるからです。セルロースセメントはボディーのコーティングに10回程度(木の吸い込みムラが無くなり平滑になるまで)、ボディーにアルミを貼ってから10回程度(ボディーとアルミの段差が無くなるまで)、塗装後のコーティングに10回程度、計30回程度ドブ漬けを必要とします。単純に日数換算で1日1回ドブ漬けをするとして30日コーティングに費やしてしまいます。また、色止めが悪いと色流れが起きたり、湿度が高いと白濁したりと、セルロースセメント自体は扱いやすいけれど完成するまで数か月(仕事しながらですので)と時間がかかり、色流れが起きてしまうとごみ箱行きになります。また有機溶剤ですので、家で行う場合はしっかりとした換気設備が必要です。ウレタン樹脂(1液)はセルロースセメントと比較すると塗膜が厚いので、コーティング回数が格段に減少します。ドブ漬けは1日1回です。またセルロースセメントのような色流れしにくいのと白濁しないことがメリットです。ただ時間の経過と共に黄変する可能性が高いです。製造されてから直ぐに購入出来た物は黄変しにくく、保管時間が長ければ長いほど黄変する傾向があります。釣り具屋さんでウレタンコーティング剤を見たことがある人は分かっていると思いますが、店頭で既に色がクリアーではなくなっています。黄変の度合いはメーカーにもよります。またセルロースセメントは足すことができますが、ウレタン樹脂はできないため、一瓶使い切る前に廃棄になります。またセルロースセメントと同様に家で行う場合はしっかりとした換気設備が必要です。エポキシ樹脂( 2液混合)は主剤と硬化剤を正確に1:1に計量・混ぜ合わせすることが必要です。また混ぜ合わせてから硬化が始まりますので、手際良く作業する必要があります。気泡も若干出ますが、ドライヤーで温めながら、気泡を消し平滑にさせていきます。これが素人には難しいのです。値段も高いですしね。セルロースセメントのような色流れしないのと白濁しないことがメリットです。UVレジン液は温度・湿度の影響を受けずに使用出来、希釈することなく筆で塗ることが出来ます。塗っているときは硬化しないので、何回もやり直しが出来ます!良い感じに塗ることが出来たらUV照射させれば5分程度で硬化完了。色落ちも今のところありません。硬化後ペーパーを使用することで重ね塗りが出来ます。使用後の余ったUVレジン液は暗所に保管すれば硬化することが無いので使い切ることが出来ます。これだけを読むとメリットしかないように思いますよね!ただ安い物は黄変するみたいですので注意が必要です。また独特な臭いがします。レジン液はパジコUV-LEDレジン星の雫ハードタイプ25gです。UV-LEDライト(405nm)でもUVライト(365nm)でも硬化する1液性レジン。時間が経っても黄変せず。クリスタルのような透明感が持続。UV-LEDライトでは1〜2秒ほどで硬化が始まり、30〜90秒ほどで硬化する超速硬化タイプ。硬化後は耐水で丈夫な仕上がり。ソフトモールドはもちろん、シリコーン型でも綺麗に仕上がります。太陽光でもしっかりと硬化します。完全硬化後はベトつきが少なく、美しい仕上がり。透明型で型取りしたり、表面コーティング剤としても使用できます。経年劣化による、樹脂特有の変色がおこる場合があります。照射に関するアドバイス 星の雫は、LEDライトでもUVライトでも硬化します。LEDライトを使用する場合は、LEDの波長405nmまたは365nmのいずれかの波長が必要となります。専用ライトUV-LEDスマートライトはこの2つの波長を搭載しているので安心してご使用になれます。硬化時間UV-LEDライト(6W〜9W使用時)30〜90秒、UVライト(36W使用時)2〜4分、太陽光(晴天時)30〜90秒、太陽光(雲天時)3〜10分、作品の厚みや季節により異なります。着色した場合は、上記時間より長く照射してください。UVライトLEDライトはパジコ UV-LEDスマートライトミニです。スマートライトミニの特徴。よりスマートでポータブル。ハンディでもスタンドで据置にしても使える。LEDレジンのみならず、UVレジンも硬化する進化版ライト。405nmと365nmの2つの波長に対応したハイブリッド照射。便利な1分と2分タイマーを搭載。3通りの便利な使い方。付属USBケーブルを使い、モバイルバッテリーにつないで使える。パソコンなどのUSBにつないで使える。USB電源アダプターでコンセントにつないで使える。使用上のご注意。本製品で照射中、UV-LEDライトを絶対に直視しないでください。使い終わったら、必ずケーブルや電源を抜いてください。使用する環境やレジンの種類により、硬化時間が異なる場合がございます。レジンが未硬化になっている場合は、再び照射してください。広い面を硬化する場合は、少しずつ位置を変えて照射してください。405nmと365nm以外の光で硬化するレジンには対応しておりません。レジンなどが本体に付着したときは、電源を外し、固まる前にレジンクリーナー(別売)を柔らかい布に含ませて拭き取ってください。電源アダプタやUSB充電器は、出力DC5.0V=1.0Aのものをお使いください。本製品をご使用の際は、市販のUSB電源アダプタまたはモバイルバッテリー(DC5.0V=1.0A)、またはパソコンのUSBポート(電源供給)などを別途ご用意ください。使用してみました。アシストフックに。垂れた液は爪楊枝で取り除きます。均一に塗布出来たら、UV-LEDライト照射します。完成!綺麗に出来ました!ロッドガイドコーティングに。一般的には、エポキシ樹脂( 2液混合)を説明書通りに配合し良く混ぜ合わせ、ロッドをフィニッシングモーターで回転させ、筆でコーティング剤をスレッドに塗布します。(2回塗りする人もいます)コーティング剤が乾燥するまで約半日フィニッシングモーターを回し続けます。その後、完全乾燥まで2日程度放置し完成となり、約3日程度必要としますが、レジン液ではアシストフックと同様に直ぐに完成します。完成!とても楽です!スプーンのコーティングに。川底を狙うことが多いスプーンは塗装が直ぐ剥がれてしまいます。少しでも延命するためにレジン液でコーティングします。レジン液塗布します。スプリットリングは外したり取り付けたりすると、塗装が剥げてしまうので付けたままでリングを避けて塗布します。表面だけコーティングすると剥げやすいので、最低でも小口を塗布して下さい。均一に塗布出来たらUV-LEDライト照射します。完成!バイブレーションの傷つきやすいところに。頭の部分は直ぐに塗装が剥がれるため、コーテイングすると結構長持ちします。完成!レジン液を使うことでハンドメイドの概念が変わりそうです!オフシーズンはミノーのコーティングをします!(勿論ブログで紹介します!)